シャフトの振り心地は、振ってみなければ分かりません。
これはどんなに計測法が進歩し、フィッティングシステムが整備されても、変わらない鉄則だと思います。
そのため弊社はできるだけ多くの方にクラブを振っていただき、
シャフトの感じを体感してから購入していただけるように努めています。
立ち上げから何度も試打会を開いてきましたが、つい先日、
4月28日にも都内目黒ゴルフ練習場で試打会を行ないました。
連休初日のこの日は、同練習場の「感謝デー」ということで、
イベントが開催され、その一環として私たちのシャフトフィッティングも参加させていただく形になりました。
試打会を開く度に感じることですが、実はゴルファーの皆さんの多くは、
どのクラブが自分に合っているか判断できていますね。
通常、クラブ選びというと、角度や重心位置など、難しい項目が挙げられます。
が、それ以前に大切な振り心地。
これについては多くのゴルファーがクラブを振り比べて、
「これが合っている!」、「こっちが振りやすい!」と自分で的確に判断されます。
そしてその判断は、基本的に合っています。
その振りやすいクラブを振ったときに真っ直ぐ遠くに飛ばせる仕様。
それは専門家の判断に任せればいいのかもしれません。
が、その前の重要な「自分にマッチしたクラブをみつける」ことは、
普通のゴルファーが的確にできてしまいます。
今回も多くのゴルファーが「自分に合うのは、このタイプ」と納得していかれました。
もちろん、それは比較対照し、どんな人でも自分に合うクラブを選べる
システムができていなければいけません。私達のシャフトラインアップは、それを考えて揃えたもの。
これだけ幅広いゴルファーにマッチしたシャフト選びができるシステムは
他にはないと、密かに自負しています。
さらに試打された方たちは、「先の走り感が強い」とか、
「手元に重みを感じる」など、私たちが期待している以上の感想を話されたりします。
ときには我々が気付かない部分を指摘される方もおられて、反対に勉強させていただいたりもします。
なるべく多くの試打会を開く理由のひとつには、そんな理由もあるのです。
今回うれしかったのは、「気持ちよく走る感じがある。
こういうシャフトなら、この値段は納得できる。
やっぱりシャフトも良いものを使うと、振り心地が違うね」と、
何人かのゴルファーに言っていただけことです。
そんなところまで、ゴルファーの方たちに感じ取っていただけて、本当に良かったと思います。
今後もできるだけ多く、試打会を開催する予定です。
皆さんもぜひ、トライファスシャフトを体感してください。
赤塚 恒夫